診療案内Medical Assistance
小児科
せき、鼻水、下痢、嘔吐、発熱などの感染症対応をはじめ、小児科専門医による全般的な小児科診療を行います。
乳幼児への予防接種・健診も行います(予防接種・乳児健診のページをご確認ください)また、小児期においても、様々な病気とともに成長していくことを余儀なくされる場合があります。
特に、アレルギー疾患や小児糖尿病といった小児期の慢性疾患(いわゆる”持病”)を有する場合は、保育園・幼稚園・小中学校といった、子どもたちの生活の場においても、周囲の理解不足などもあり、様々な問題を生じる場合があります。当院では、保護者だけでなく、学校関係者とも連携をとりながら、お子さんが生活の中でストレスを感じないように配慮していくよう努めます。
<当院で実施可能な検査・治療>
- 各種血液検査・尿検査・感染症迅速検査
- レントゲン(胸部・腹部)
- 呼吸機能検査(肺機能検査・呼気一酸化窒素測定)・禁煙治療
- 管理栄養士(常勤)による栄養食事指導
- 心電図・ホルター心電図
- 超音波(エコー)検査
- 睡眠時無呼吸症候群への検査・CPAP(持続陽圧呼吸)治療
- 夜尿症相談
内科
お年を経るにつれ、様々な疾患を持ち合わせていくことは、ある程度、仕方のないことかもしれません。高血圧症、2型糖尿病、脂質代謝異常、高尿酸血症等の疾患や花粉症や気管支喘息といったアレルギー疾患、関節リウマチや甲状腺疾患といった免疫疾患は、治療と就労の両立など、全て日常生活の中で、様々な負担となります。
そうしたご負担は、ご本人ごとに異なるものであり、そのかたの考え方などにも大きく左右されます。
当院では、単に薬などで病気の管理をするだけでなく、病気に関連して生じる生活中のお困りごとに対して、患者さん・ご家族とともに解決策を探していけるように努めます。
なお、禁煙・いびき・無呼吸についても検査・治療が可能ですので、ご相談ください。
<当院で実施可能な検査・治療>
- 各種血液検査・尿検査・感染症迅速検査
- レントゲン(胸部・腹部)
- 呼吸機能検査(肺機能検査・呼気一酸化窒素測定)・禁煙治療
- 管理栄養士(常勤)による栄養食事指導
- 舌下免疫療法(花粉症・アレルギー性鼻炎に対する治療法です)
- 心電図・ホルター心電図
- 超音波(エコー)検査
- 睡眠時無呼吸症候群への検査・CPAP(持続陽圧呼吸)治療
- 骨密度測定
- ABI(足関節上腕血圧比)とPWV(脈波伝播速度):動脈硬化の程度を調べます
- 内臓脂肪測定
アレルギー科
現在、日本人の約2人に1人が何らかのアレルギー疾患を悩み、国民病ともいわれています。アレルギー疾患には、花粉症・ぜんそく・アトピー性皮膚炎・食物アレルギーなどの慢性疾患から、薬剤アレルギー・アナフィラキシーといった急激に症状を認める急性疾患の場合もあります。鼻水、くしゃみ、咳、お肌の痒みといった日常でよくある症状や、食べ物やペット飼育など生活の中での制限を迫られることで、皆様の生活の質を低下させるものです。これらアレルギー疾患の日々の管理には、内服薬、吸入薬、点眼薬、点鼻薬といった薬を用いるだけではなく、お部屋の掃除、ペットの飼育方法の工夫といった生活のきめ細やかな指導・原因となるアレルゲンへの曝露回避方法の指導が大変重要です。
特に子どものアレルギーでは、アレルギーマーチと呼ばれる、成長につれていろいろなアレルギー症状が出現することがあります。「アレルギー体質だから・・・」と諦めてしまうのではなく、早めに対策をとりながら、アレルギーマーチのが進まないようにすることが大切です。
当院では、アレルギー疾患に対して、丁寧に診断し、患者さんごとの状態に合わせたガイドラインに準じた治療を提案できるよう努めます。また、医師だけでなく、アレルギー診療の経験が豊富な看護師・管理栄養士等のスタッフにより、生活の各場面に対応できる指導を心がけます。
<当院で実施可能な専門的な検査・治療>
- 花粉症・アレルギー性鼻炎:舌下免疫療法
- 気管支喘息:呼吸機能検査、呼吸一酸化窒素測定、舌下免疫療法、生物学的製剤、吸入指導
- アトピー性皮膚炎:スキンケア指導
- アナフィラキシー:エピペン(アドレナリン自己注射)
- 食物アレルギー:症状が出ない摂取可能な量を負荷試験によって診断し、お子さんの成長を妨げるような「過度な食物除去」を防ぎます
経口負荷試験(重症度によっては病院との連携による検査)、管理栄養士による栄養食事指導 - 各種診断書・生活管理指導表の記載
糖尿病内科
一言で糖尿病というと、多くの方は「生活習慣から来たものだ!」というイメージが強いのではないでしょうか。糖尿病には、ウィルス感染や免疫が原因と言われ、インスリン注射が不可欠な1型糖尿病と、生活習慣が引き金となって発症し、食事運動療法と薬物療法を行う2型糖尿病に分けられます。どちらも、放置したり、悪いコントロールが続くと、重大な合併症を引き起こしますが、正しく向かい合い、付き合っていくことで、より充実した生活を送っていただけるものです。
1型糖尿病
血糖値を下げる働きを持つインスリンというホルモンが、何らかの理由により分泌されなくなってしまったために発症する糖尿病です。以前は小児糖尿病とも呼ばれましたが、新生児から高齢の方まで全世代に生じます。インスリンを自己注射で補っていく必要がありますが、基本的には食事や運動については、工夫次第でほとんどの状況に対応することができます。
2型糖尿病
遺伝的な要素に加え、食事、運動、ストレスといった因子が原因となり発症します。食事療法と運動療法を基本として、薬物療法(経口薬や注射薬)を行うことで、血糖値の適切なコントロールを目指して、合併症の発症を予防してい来ます。また、肥満を合併することが多く、健診などを通じて、2型糖尿病の早期発見・早期治療につなげていくことが重要です。近年では、小児肥満に続く小児期発症の2型糖尿病が増えてきています。
当院では、これまでの糖尿病診療の経験を生かして、問診や検査を通じて、患者さんごとにおかれた状況や病状について的確に把握し、それぞれに必要な医療や社会的サポートについてアドバイスできるよう努めます。患者さんを取り巻く周囲の方々にも疾患理解が進むような取り組みも実施しています。
<当院で実施可能な専門的な検査・治療>
- 1型糖尿病:・HbA1c迅速検査、カーボカウント指導、インスリン自己注射指導、インスリンポンプ、持続グルコース測定(リブレ )
- 2型糖尿病:・HbA1c迅速検査、内臓脂肪測定、管理栄養士による栄養食事指導、インスリン自己注射指導、持続グルコース測定(リブレ )
- 肥満外来:内臓脂肪測定、管理栄養士による栄養食事指導、運動指導
栄養食事指導
ライフステージによってお食事のお困りごとは様々です。
赤ちゃんの時はミルクや離乳食、成長に従って肥満や食物アレルギー、成人してからは生活習慣病、ご高齢になってからの低栄養など。
そんなお困りごとに対して医師の指示の基、赤ちゃんからご高齢の方に栄養食事指導を行っております。
お食事は人生におけるたのしみの1つです。
皆様の生活に寄り添った、健康的で美味しく楽しいお食事を一緒に考えさせていただきます。
栄養食事指導は予約制となっております。
ご興味のある方は、医師までお尋ね下さい。
予防接種
ご自身が感染症にかからないこと、そして、ご自身が周囲の方へ感染症を広めないこと。この2つを目的に予防接種は行われています。
当院では、赤ちゃんから高齢の方々と全ての世代の皆様に対して必要な予防接種を行っています。特に、赤ちゃんはとても忙しいワクチンスケジュールになっています。同時に何本もの予防接種を行うこともあります。
そのため、生後6ヶ月までのお子さんの予防接種については、感染予防もあり、月・火・金の14:30-15:30の専用時間帯を設置しました。なお、ご家庭の都合でこの時間帯では難しい場合は、そのほかの診療時間内でも接種いたします。より安全に実施するため、この時間帯の予防接種は基本的に予約制とさせていただきます。
生後半年以降の方への予防接種については、通常の診療時間内で実施いたします。
予防接種の種類によっては、予約いただくものもありますので、一度ご相談ください。(以下をご参照ください)
<当院で接種可能な予防接種>
- インフルエンザ
- 肺炎球菌(プレベナー(乳幼児及び成人)
- ニューモバックス(成人))
- Hib(ヒブ)
- 4種混合(破傷風・ジフテリア・百日咳・ポリオ)
- 3種混合
- 2種混合(破傷風・ジフテリア)
- ロタウィルス
- MR(麻疹・風疹)
- BCG
- 日本脳炎
- おたふくかぜ
- 水ぼうそう
- 子宮頸がん
在宅医療・訪問診療
健診
健診は、病気の早期発見・早期治療に大変重要な役割を果たしています。ご自身の健康増進のためにも、定期的な健診制度を活用ください。
乳児健診
赤ちゃんの発達発育の状況、栄養状態、先天的な病気の確認を定期的に診察し、早期に対処していくために行います。
同時に、保護者の方の育児に関する不安を軽減できるように、育児相談も行わせていただきます。
月・火・金の14:30-15:30の専用時間帯に予約制で行います。
成人健診
特定健診及び個人または企業の健康診断を行っています。ご自身の健康管理のためにも、お受けいただくことをお勧めします。
成人健診については、予約の必要はありません。通常の診療時間帯にお越しください。